
Yatsuka7
ゲーム概要
あらすじ
注意事項
エンド数・プレイ時間
こんなひとにおすすめ
【あらすじ】
夢が傷付いた夜を埋めてくれた。夜に幻想を架けて朝を迎えてきた。
だが嵐の前の静けさは眠るにはすこし冷たすぎる。
ならば、一つ即興劇でもしてみようか。
ある日、売れっ子役者だったあなたは突然舞台から降ろされ「夢の図書館」に連れてこられることとなる。
―現実ではゆるされない願いを、夢を、あなたは演じる?それとも
【注意事項】
・このゲームは15歳以上が対象です
・強姦(直接的な描写はなし)や殺人の表現があります。苦手な方は無理せずプレイを中止してください
・このゲームには殺人をはじめとする犯罪、自殺、または特定の宗教や「民族」に対する差別・偏見を助長、肯定する意図は一切ありません。
・このゲームは実際の人物、事件、宗教等と一切関係はございません
・攻略制限があります(制限解除は可能)
・ゆるい百合表現がございます(キス等はなし・台詞のみ)。ご注意ください
【エンド数・プレイ時間】
プレイ時間:1周2時間30分以上
全エンド回収で15時間ほど。おまけは1周10分ほど
エンド数:23(同一名称ですが内容が違うエンドがあります)
攻略対象:4人(隠しキャラ2人×4組)
【こんなひとにおすすめ】
・シェイクスピア演劇が好き
・ドイツの民間伝承に興味がある
・近代ドイツ(1900年代前半)に興味がある
・ドラマチックな文章が読みたい
・人外が「愛」を必死に解釈するところが見たい
クレジット
(敬称略)
【背景】漫画素材工房 青丸素材館 やつかなた
【画像素材】たこの水槽 四隅の本屋
【音楽】ポケットサウンド クラシック名曲サウンドライブラリー
【効果音】小森平 効果音ラボ
【プラグイン・UI】さくさくぷんた 空想曲線
【フォント】刻明朝
【制作ツール】ティラノスクリプト
【ロゴ制作】H0nma(TwitterID:@Hnm_no_acc)
参考文献
・“Open Source Shakespeare” program code and datebase copyright 2003-2024 George Mason University
●“Sonnet17, Sonnet18”
●“Romeo and Juliet”
●“The Merchant on Venice”
●“Tempest”
●“Midsummer Night’s Dream”
●“Macbeth”
・『ドイツ演劇史』
フリードリヒ・ミヒャエル ハンス・ダイバー 吉保光徳訳1993年 白水社
・「第三帝国と図書館(Ⅰ)—検閲の機構」
河井弘志 『図書館学会年報』 Vol.25, No.1 Mar. 1979 pp.11-16
・「第三帝国と図書館(Ⅲ)—焚書の祭典―」同上
・「メリュジーヌ伝承の比較」
篠田知和基 『名古屋大學文學部研究論集.文學』 Vol.44 pp151-171 Mar. 1998
「完訳 グリム童話集」(1) 金田鬼一訳 岩波書店
●『ヘンゼルとグレーテル』
●『ラプンツェル』
・"The Arden Shakespeare The Merchant of Venice",
edited by John Drakakis, Bloomsbury Publishing Plc. 2010
・『近代ドイツの歴史とナショナリズム・マイノリティ』
伊藤定良 有志舎 2017
・『ヨーロッパの森から ドイツ民俗誌』
谷口幸男 福嶋正純 福居和彦 1981日本放送出版協会
・『今昔物語集』「紀伊ノ国道成寺ノ僧写法華救蛇語」
・『ジャックと豆の木』
・『ハールートとマールート』
・『千夜一夜物語』
・『ハンガリー民話集』
オルトゥタイ 徳永康元 石本礼子 岩崎悦子 粂栄美子編訳 岩波書店 1996年
・「第三帝国敗退最終局面とハンガリー・ユダヤ人の悲劇—1944-1945大量殺戮の歴史的文脈—」
永岑三千輝 横浜市立大学論叢社会科学系列 2021年度:Vol73 No2・3 pp41-106
・『ハンガリー史』
パムレーニ・エルヴィン編 田代文雄、鹿島正裕訳 恒文社 1990
・『ハプスブルクとハンガリー』
H・バラージュ・エーヴァ著 渡邊昭子 岩崎周一訳 成文社 2003
・『【特装版】オベロン原典集成』
西川秀和編訳 2022年
・『妖精の世界』
フロリス・ドラッドル著 井村君江訳 研究社
・『ミッドサマー・イヴ 夏の夜の妖精たち』
辺見葉子解説 河出書房新社 2006年
・『「ニーベルングの指環」教養講座:読む・聴く・見る!リングワールドへの扉』
山崎太郎著 アルテスパブリッシング 2017
・『旧約聖書』「レビ記」
・『新約聖書』「ヨハネによる福音書」「マタイによる福音書」、「コリントの信徒への手紙」
・『悪魔の話』
池内紀 講談社 2013
・「カトリック教会の祓魔式」
田中昇『南山神学』46号(2023年3月)pp.97-210
・Hume,Fergus (1911) “The Chronicles of Fairy Land”
Philadelphia Carlos Colon, Gísli Valgeirsson, The Library of Congress and the Online Distributed Proofreading Team at
https://www.pgdp.net (This file was produced from images generously made available by The Internet Archive/American Libraries.),
Project Gutenberg http://www.gutenberg.org/ebooks/71700
・『パンセ』 上中下全3冊 パスカル著 塩川徹也訳 岩波書店 2015年
・「『パンセ』における愛と正義」塩川徹也 『フランス語フランス文学研究』Vol.113, pp163-182, 2018
・「フランスの諺に見る故事伝説」田辺貞之助 『埼玉医科大学進学課程紀要』 Vol2, pp53-69 Jun. 1982
・Pascal, B., Nicole, P. (1858). Pensées de Pascal: Précédées de Sa Vie. イギリス: Librairie de Firmin Didot Frères.
攻略情報
(ネタバレあり)
◇攻略制限あり:パンセとゲデヒトニスのみ
制限を解除することはできますが、物語が把握できなくなるので推奨しておりません(特にゲデヒトニスの場合)
◇完走とは『各キャラクターの一番数が大きいエンドをクリアしていること』を指します。(例:Dantalion End4→True End)
ただしアルベリヒのみ、END4,END5のいずれかをクリアしている場合、完走としています
【アルベリヒ√】
『アルベリヒと働く』を選択する(攻略制限なし)
◇『愛だ』を選ぶ
→ 『名前を明かす』→『名前を呼んでほしい』(Alberich End2)
→『名前を呼んでほしくない』(Extra End1~4)
→『名前を明かさない』→『復讐する相手が違う』
→『偶然には思えない』(Gedächitnis End1 いずれかのルートを完走している場合のみ攻略可能)
→『偶然には思えない』以外(Alberich End5)
◇『欲だ』を選ぶ
→『逃げる』→『助けて』(Alberich End1)
→『逃げない』→『復讐して満足するの』
→『いいから聞かせて』(Janos End1 『実は劇団はつぶれたの』かつ『ゲデ、助けて』を選んだ場合のみ開放)
→『いいから聞かせて』以外(Alberich End4)
【ダンタリオン√】
『ダンタリオンと働く』ののち、『気にしない』を選択する
◇『どうでもいい』を選ぶ(Dantalion End1)
◇『たしか.......』を選ぶ
→『欲しいのならあげる』(Dantalion End2)
→『せっかちなひとだ』→『それでもいい』(Dantalion End3)
→『殺すほどには飲まないで』(Dantalion End4)
【パンセ√】
攻略制限あり:アルベリヒ、ダンタリオンのいずれかのルートを完走している場合
『アルベリヒと働く』→『明日は一緒に食べたい』
→『だったらあなたと食べる』以外
◇『どうして家族を信じるの』
→『言う』→『過去に何があったの』を選んでいる場合、『過去がなければ』の選択肢が追加されます。
(『過去に何があったの』は『どうして家族を信じるの』、『どうして人間が好きなの』の両方を選ぶと開放されます)
◇『......。』を選ぶ→『過去がなくても』(Penseé End1)
→『過去がなければ』→『記憶を消さない』(Penseé End2)
→『記憶を消す』(Penseé End3)
◇『パンセも一緒に来て』を選ぶ(Penseé End4)
【ゲデヒトニス√】『立ち止まる』を選択する
攻略制限あり:アルベリヒ、パンセ、ダンタリオンのルートをいずれも完走し、かつ、Gedächitnis End1とJanos End1をクリアしている場合
◇ゲデヒトニスとの出会い頭での質問(失敗した場合、最初の質問に戻ります)
Q1それと俺の名前はゲデヒトニスじゃなくて
A1ヤーノシュ
Q2じゃあ、俺の出身は?
A2ハンガリー
Q3じゃあ、俺の好物は?
A3キュルテーシュカラーチ(どちらを選んでも構いません)
Q4......パンセって誰?
A4あなたの弟
◇パンセとの会話の後の質問(失敗した場合、最初の質問に戻ります)
Q1俺は人殺しが好きでしょうか?
A1 いいえ
Q2俺はパンセに自分の正体を明かしてるでしょうか?
A2 いいえ
Q3俺には兄弟姉妹がいたと思う?
A3いいえ
◇ダンタリオンとの会話の後の質問(失敗した場合、ダンタリオンとのお喋りの場面に戻ります)
Q1俺は本当に王子でしょうか?
A1 いいえ
Q2あなたは王子だったのよね。だけど......
A2 革命によって退いたのよね
Q3俺たちは誰に殺されたんだっけ
A3 王党派
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◇『話さない』を選ぶ
→『復讐を望んでいる』→(Alberich End3)
→『復讐を望んでいない』→『登場人物』(Gedächitnis End2)
→『登場人物』以外(Janos End3)
◇『話す』を選ぶ→『復讐を望んでいる』(Alberich End3)
→『復讐を望んでいない』
→『登場人物』(Gedächitnis End2)
→『登場人物』以外→『ついていかない』(Janos End4)
→『ついていく』(Janos End5)
裏話(随時更新)
【note】
本編元ネタ解説、題名の意味など......
◇アルベリヒ編
◇ダンタリオン編
◇パンセ編
◇ゲデヒトニス編
◇おまけ&BGM選曲